定年後を生きる

   その2割に入れるか
  

    先日某テレビにて退職後の8割は悲惨な人生を強いられるとか、しかし後の2割の人が充実の日々を送っている
    と語っていた、3~4割の人は何とか楽しく生きているとも感じますが、本人の思いようもある、限られた年金で余生を
    送っている訳ですがなるようにしかならないと思っているのも確か、定年後の生活をどのようにして過ごすか計画して
    定年後見事に実行してみえる方もいます、

    他には定年を過ぎて75歳頃まで何某の仕事に就いている人も居ます、定年後大体はすこしゆっくりしたいとしてその
    まま老後を迎えて行く方もみえます、出来れば充実な2割の限られた人になりたいと思うのは誰しも、何もしない生活が
    絶えられないのだったら少し前から考えておく必要があるようです、趣味と実益が伴えばそれこそ言うことがありません、
    
    この2割の人は定年を迎えすぐに気が付いた訳では無いことです、ある時期から定年後を見据え十分に考えた末の
    結果なんでしょう、勿論何をするにも資金が必要で蓄えも残して置いたという事なんです、田舎で土地を購入して
    自作自営をするのも良し、自分が好きだった事に関する会社を立ち上げる人もみられます、プライドを捨てて働くのも
    一つの人生です、それはある程度前から考えていたという事実があります
     
    今から第二の人生が始まる

    屈折もあり、それが(定年後には)第三の人生になるのか第五の人生になるのかそれは個人で違うでしょうが明らかに
    人生最終の挑戦になるのだと思う、私も高校をでて会社に入り、本当にやりたいと思ったのが入社1年目、それから
    1年後に照準を決め、計画を実施した、何かが閃いた訳ではなく、予め考えて置くことが大切だと思います、既に定年時
    には相当計画を実施できる状態にしておくべきです、

    僕の場合会社の人には知られず突然辞めたという形になったけど自分なりには相当考えて実施したという事なんです、
    個人経営ではある程度前から話し、人出が揃うまで一定期間働かねばなりませんが大手だったので意外と楽に退社させ
    てもらいました、その為には遊ばず、貯蓄に力をいれました、理容学校の費用も自分持ちで見習いの給料ではとても
    やって行けません、当時お世話になった人に感謝してます、卒業する頃には蓄財もみんな消費してしまいました
 
    どのようにして探すのか
    
    まず自分の趣味に関係するか、やってみたい事があるかです、自分の体調はどれぐらいか、年齢に相応した仕事量
    なのか、どうしても高齢なのも関係します、夫婦でやっていけるか、夫婦で同じ趣味ならいうことは無いんですが、
    親の介護もあり、そう上手くゆくものではない、しかし介護に尽くしすぎて明けたら自分がもう老いてしまいます、だから
    第二の人生とは言えそう甘くはないでしょう、よくあるのが老後は田舎で自在な暮らしをしてみたい、

    定年を迎えたものの40年から働いたので区切りにすこしゆっくりしたいとの考えが主、しかし楽な癖が付いた時、前に
    進む意欲が薄れるようです、一番は体調の事、病気になればもっと意欲が減退します、でもそれなりに考えれば進む
    事ができると思います、自分としても未知の領域にはいっているようにも思えます、明日仕事ができなくなったらどうしょう
    これだけはさっぱり解りません、

    2割への開拓心

    前に進もうとしても壁がある事も必死、問題は病気です、何事も壊れてしまいます、しかも何時やってくかも知れない、
    そうなれば余生に危険信号が灯る、しかしこれはなるようにしかならない、健康であれば80歳ぐらいまでは活動もできる
    充実した暮らしが2割だとすれば誰もがそこを狙いたい、やる気が失せると即、老化の始まり、といっても過言では無い

    人生色々やってきてもまだやり残したことは絶対に有るはず、それを探すのは自分自身、限りある資金と見比べてまだ
    出来ることがある、些細なことでも前に進むべき趣味が、それがボランティアでもあるか、趣味と実益になるかは自分の
    考える事でもあるようだ、退職後、自自会長になり忙しく過ごしておられる人もいる、それは各自それぞれの考え方次第
    遊ぶにしろ余生を静かに暮らすのも良し、上を見ても下を見てもきりが無い 出来る範囲内でやるしかない


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