未だかってない完璧


一方通行の完璧は作らない方がいい

何故なら職人が自己満足で思っているなら間違いだ、お客様の方からみたら完璧なと感じなければ成立しないこと、僕もこの世界に入ってもう46年になる、完璧だと思った事は無い、自己満足的なものはあるが人からみればどうだろう?それに完璧を作るのには時間が掛かる、これはもう営業では無い、コンテストなんかは完璧に近いが自己満足の世界であって応用の世界でもなんでもない、営業はその応用の世界、大会で良い成績を残すのは悪いことではないがその努力過程が今後自分の糧となるのは成果に繋がる、

完璧は誰が決めるのか

勿論自分自身だと思うがお客さんからみても完璧だと思われないといけない、それから他人がみてよく似合って素晴らしいとの判断も要る、皆が揃って完璧に近いと言えるでしょうね、何の変哲もない作品が実は一番悪い、誰もがやっているスタイルなら妙味が無いのは確か、リバイバル作品も良し悪しな所がある、若者は誰もやっていないヘァーに憧れる、だから注目される所があるようです、やる方はだから面白い、不思議なものでそのスタイルがあちらでもこちらでもやっていると解かればもうやらない、まぁ〜そんなもんです

完璧と決めない方がいい

完璧を作るとお客さんはもっと完璧を望むんです、それ以上の作品は作れないというのが完璧な作品、先にした完璧作品に近いものを作ってもお客さんの側からみれば落ちる作品と化する、だから厄介なんです、最初に出来た作品から見て判断されるようになる、何回やっても一番最初にしたものが良かったと言う、お客さんが良いと判断しても、いやこれはまだ納得ゆかないという方が深みがあるんです、同じ作品を毎度同じにする必要も無いし、だから職人側もある程度の妥協は必要なんです、その場その場で微妙な変化を持たせるべきなんですね、

完璧症候群の欠点

何事も完璧を目指すのは考えものです、初めから終わりまで完璧を求めたら、精神的にも体力的にも持たない、何がしゆとりとか遊びを入れないと面白くない、運動選手もそう、完璧症は敵です、完璧なんか要らないし遊べと言いたい、完璧やトップを作ると目標が無くなり、あとは落ちるだけ、目先を変えて戦うしかない、だからその目標は少し大きい目で良い、たどり着けないのが最終目標点でゆきましょう、要するにその過程が大切となる、考えてみると自分とお客さんが完璧と思っても他人が褒めてくれないと完全な完璧とは言えない、お客さんと職人との自己満足だけとなるがまぁ〜営業とすればそれでいいのかも、とにかく無難無難が理容かもしれないが冒険も今後の理容には必要なのかもしれない


完璧は無いほうが良い

考えてみれば完璧は無い方が良いと思う、知らない間に存在するのかも知れない、存在する事で弊害が付き纏うのではそれこそ困る、その時に完璧だと思い込んでも後からみれば
実はそうでもない、まぁ〜長年やっていると完璧の存在は殆ど確認することが出来ない筈だ、仕上がりでどうやってきりを付けるのかが問題、スルーの仕方が段階を踏んで収めるという技術が必要、要するに締めというか落というか、ここら辺で良かろうという諦めというか収めというか、今回はこの辺で収めようという切りが必要にも思える、お客さんから見ると次回はこんな感じでやってみよう次回にも期待ができるような仕上がり、同じことを職人側も考えている、終わったとはいえ、そんな遊びを作ってこそ先にも意欲が見える、だから完璧は作らない方が良いんだと思う


お互いの望むものと違った場合

要するに仕上げが思ったより悪かった時、完璧とは程遠い出来上がりとなった、職人側もそう思うし、顧客側も同じく思ったより違う場合、勿論あらかじめ相談して作り上げるヘァ^スタイル、そう完全な物でないのは確か、お客さんの側も言いにくいが職人も言いにくい、これは気付いたら言うべきである、顧客側の望むものとは食い違った時の対処である、言い訳をしたくなるのは職人側、もう完璧の域では無い、職人のプライドからどうしても言い訳の域に入る、どれだけ言い訳しても悪かったらシャレにならない、原因は殆どコミニユケ^ーション不足です、それでお客さんの失望を生じてしまう、経験がある職人なら少しのアドバイスで対応できるがちょっとした油断がそうさせる、まして遠くから来られたお客さんにとって腹立たしい出来事でもある、だから初めからの設定が悪いのが要因、普通1時間半でできるパーマに相談時間20〜30分を要しないといけない

この時間が大切なんですね、まず会社員かどうか、後からクレームが付かないかどうか?色々施術する前に聞いておくことが必要です。バックにかけても仕事ではほぐす場合、普段のヘァーと変える場合、特にニグロ系は相談が必要、ニグロなら潰しが効かないのでどうするか、ソフトアイロン系ならどうにでもなります、といっても男子なら人がやっていない危ないヘァーも魅力の一つ、強くあてた場合でも薬液でほぐすこともできるから何とでもなるんですよね、特に祭りや成人式では突飛な頭を要求される、話はすこしずれましたが思うようにゆかなかったらこれは言い訳ではなくはっきりと言ったほうが良い、職人は解消策としては経験でしょう、軟毛、硬毛、薄毛、色々あるから確り誘導してゆく必要もある

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