勝利の方程式  ●

勝利はトラウマ、ストレス、プレッシャーに大きく関与する
一番苦しい時を想定して練習を重ねる訳
優勝という言葉の重み
練習の中必ずここかと思う時が来る
粘れる体力を培う
自分のレベルに合わせた組立と調整法
悪成績は有って当然にぐらいに思うこと
集中力を養うトレーニング
幸いにして勝ったとしても終わりではない
10 突然、あっ、これなんだと気付く時、
11 現代で壁にぶっかった時、お休みして過去に戻ることも

1.勝利はトラウマ、ストレス、プレッシャーに大きく関与する

利組から言わすとそれなりの苦労があるようです、ここ一番の時、力を発揮できるシナリオを自分で作っているのが解る、繰り返し
練習するのです、指導者にもよりますがこれを解っている先輩は少ない、可能性がある人にやるのがシナリオ、やる気がある人に
通じる試練の練習と言っても過言では無さそう、考えてみれば簡単な事かもしれませんが有効に働くことには間違いない、試合内容が10
であればそれを組み立てるようになる、それは自然なものです意外と焦りや緊張で暗いトマウマが現れたり、組立を知らないと混乱するよう
になる

組立により少し違う感覚に陥るのは普通のこと、それがどのような感覚か結果がでて始めて認識するようになる、繰り返し繰り返し試練を
想定して限界を知ることになる、そこに悩みからの脱出法を見出すことが出来るんだそうです、僕自身もいまはやっているように見えるがどれが
どれかはっきりしない所もある、結果は後から付いてくるとの言葉があるけど、しかも現実はそう容易いものでも無さそう、結果が悪かったらまた
想定し直して頑張ってみるのも楽しい、繰り返すことで再度の楽しみを得ることになる

案外これらが次の成功の兆しなのかも知れない、勝利は積み重ねないと認められないのが世間一般の話、一回だけやったら一発屋、2発なら
偶々、3回やったら、まぁまぁだな、それからは実績で後から認められるもの、みんなどのようにして成果を出したのか詮索しているだろうと思うが
まさかそのような簡単な事だとは気付きはしないだろう、自分では苦労している筈だが重ねると案外簡単なものかも知れない、先をみれば結果が
悪いと次の手で勝負するようになるからです

2.一番苦しい時を想定して練習を重ねる訳

よく君は詰が甘いと言われることがある、確かにそうだ、その先には成功や勝利は無い、試練を重ねてくたくたになってから物事を実行して
も駄目、繰り返してやっているうちにその組立が解ってくるという、肝心な時に力を発揮する能力を鍛えるということ、陸上競技で例えると100走
を走るには130メートルを全速で練習するべき、その内その内容に組立を作るようになってくるのが自然、特に求められるのは後半の伸び、これ
に掛かってくる、これは他の競技や世界でも言えることではないでしょうか、

教えるのは一流コーチが良いのか?2流コーチが良いのかとなる、一流でも努力型と才能型がある、2流にも良いところもある、自分がやって
来れなかった事をやってもらうにはどのようにしたらと考えてくれる、しかし教えられるだけではピンと来ないのが不思議、自分で実行して試して
見ればはっきりしてくる、勝利のポイントは才能、練習、負けず嫌い、運、中央へ(全国)へゆけば才能の塊のような人々が選ばれてでてくるんです
ね、それは優れたコーチに恵まれなかったと嘆くより自分の努力、心の中の整理力、消化力が甘いと思う


3.優勝という言葉の重み

誰もが憧れるがそうはゆかないトップの座、たった一人しか居ない名誉の位置、そんな甘くないのが現実、ある程度のデータ他に
よると大体自分の位置が解ってくる、それが3位ならどうしたら2位になれるか考えて見るのも方法の一つ、才能のある者が切磋琢磨して
トップの座を狙っている、結果が出たらまた次の大会に向かって邁進する、これで終わりでは無いのだ、その先にはもう少し上の世界が
待っている、それが済んだらまた次の高ランクの大会が待つ、要はキリが無いのだ、大きな大会ならでは数ヶ月前から調整にはいること、
勝利の為に相当時間をかけることになるんです、終わったら反省点を探しまた勝利に向かい練習してゆくその姿は素敵に輝くでしょう
ある人は表彰台に立つ自分を浮かべることがあるという、イメージコントロールでのやりかたは実態が無いので今一な考え方、決して努力を
しないで結果はでるものでは無い、勝利の中には自分なりの組み立てが必ずついて回る

緊張をほぐす為、精神のコントロールを修練する選手もいる、努力や修練を重ね、何時も優勝を狙って大会に挑むから苦難に耐えられる
その姿は誠に光輝いていると言えよう、だけど優勝しても安堵して努力をしない人もいるのも確か、2位の方が努力型になるとも言える、
優勝に浮かれて練習しなくても出来ると勘違いする油断はあるから、終わったら次の目標を決めるべきだ、連覇を狙っても練習が不足して
いると不安な気持ちになる、これは誰にでもある、そこにある問題は故障、ケガ他練習ができないと結果は出ないのが普通、それなりに
調整して組み立てて行くことが必要、結果成績が悪かっても納得ができる大会にしたいものです

優勝できるような才能を自分に有るのか、誰が見つける?勿論、その筋の指導者が見出すものでもあるが自身でも見つけることが大切になる
若い時、色々試してみるのもいいようです、そこに才能があるかどうか?大体発見できる場合が多いんじゃないのかな、無かっても解るでしょう、
一度優勝でもしたらさぁ〜大変きっとはまるんじゃないの、体操の具志堅選手は五輪で優勝するんですが、高校時代は無名だったらしい、肝心な
時に失敗してしまう癖があったという、才能があり、どうして優勝ができないんだろうと考えた具志堅選手は大学に進んでも、失敗するのではとの
トラウマを消すため、大学内にある、精神的コントロールの指導を受けるようになった、

優勝をするために行った自己コントロールのお陰で優勝を重ねるようになり五輪でも1位を取ることができたそうです、一番緊張して難しい場面
に差し掛かると、ここを抜ければあの表彰台が待っているとココロを落ち着かせることが出来たんだそうです、ここ一番力を発揮できるには
ある程度の試練を耐えてきたという事なんでしょうね、この場合、良い指導者に巡りあったので偶々良かったんでしょうが自己組立も良かったんで
しょう、精神的コントロールはリスクも伴うということも考えておかないといけない、世の中では才能があっても開花しないこともある、誰もがそう思う
ようにゆかないのも確かな事だ


 勝利の条件

4.練習の中必ずここかと思う時を探す

良いコーチ(指導者)は色んな生徒の性格をみて指導法を変えるという、大きく分けると褒めて伸ばす、厳しくて伸ばす、確かに現代の
若者を育てるのは前者が適時でしょう、才能がある子は自我が強い、手取り教えなければいけない子は自我が甘い、一番苦しい時を
想定して練習すると言ってもどこが苦しいのか?きついから止める限界がそうなのか、全員が試合に挑んで自分が苦しい時、皆も苦しい
事は確かな事、同じ才能で同じ条件の場合である、ここを乗り切ればと思う時が必ず来る、でも練習で体験していなければ案外解らない
ことが多い、

そんな時、全力であるが為に乗り切れない所がある、要するに余裕が無くなる、全部が全速でゆけばバテる、体が立つという状況で前傾
姿勢を保てない、それでは記録は出る訳が無い、野球で言えば全力では完投できない、日本では好成績だが大リーグでは1番から9番まで
日本のクリンナップクラス、結果肩を痛めて故障する、何事も同じで日本では力を抜く場面もある、力を出すのはクリーンナップだけで良いから
です

とにかく一番力を出す時、練習で培うのが必須、何回か繰り返し練習に入ると、ここだと解る場面に遭遇することがあります、要はそこが
肝心、その時どのようにして乗り切ってゆくか課題ができることになる、ここを乗り切るにはある程度力を貯めておくことが必要、それは練習に
より解るものです、自分の限界も知ることになるでしょう、よく限界からが勝負と言われます、そしたらその限界以上の練習をしなければならない、
そうすれば次に自分の体調コントロールもするようになります、此処がポイントでしょう

6.粘れる体力を培う

どうも勝利する選手を観察すると粘りと負けん気が大きいと感じる、負けん気は性格、粘りは栄養コントロールにあるように思える、陸上女子
マラソンでの共通点は大食いだそう、それなのに痩せている、これは運動量が多いということ、試合前の食事は動物性Aタンパクの摂取が必要の
ようにも思われるが正常な判断をするには栄養コントロールも大切、バランスの取れた食事も大切な事だと感じる
練習ではできるのに試合では
出ない、緊張とプレッシャーが大いに関連してくる、
自分がでた試合で好成績だった時のデータは残して参考にした方が良さそうです、その前の
食事はどのようなのを食べたか、野菜が多かった時はどうだったか、色々試合前にも試してみるのも方法です、有名クラブの食事は相当管理されて
いるようですし、個人だけでも考えておくべきでしょう


全力発進しても全力だけでは何事お達成しない、一流どころは必ず、流す部分があること、そうで無ければ体力的に持たないだからここ一番で力
を発揮できる、その中に快挙はある、特に言えるのは陸上競技のマラソン、経験でその組立を考えるようになる世界陸上なんかでの優勝候補を
みてみると予選は体外流す、決して全力で走らないことが解ります、予選、準々決勝、準決勝まで相当流している、準決勝で勢いをだし、本番の決勝
で全力を出す、これは見ていて誰もが解る

力があるからできるんですが意外とそのコントロール法は一般では出来ていない、その競技だけの問題ではないようだ、他の出来事一般にも同じ
ことが言える感じがする、でも流すと言っても表現の仕方で他人を舐めた態度に見えることがあるのです、そういった態度は禁物なんです、一応
真面目な態度で表現すべきでしょう、あくまでも自分の調整方法なんですから人を舐めた態度は何時かは自分を崩すことになるでしょう、相手を
見るにしても一応その順位や位置を確認する程度にしておくべきです

7.自分のレベルに合わせた組立と調整法

まり力が違いすぎるという場面に遭遇する場面がある、これに対してはそれ相応の組立もあると思う、初めから力んで前半から負けを意識する
と惨敗がみえる、おきな大会では調整法で納得することが良い、収穫のある大会にしたいものだ、殆どの場面で力が入り、思ったような戦いが
出来ないのが普通、そして自分の何時もながらの成績が出ないことがあります、最初から付いていってどこまで通用するか調べるのも方法、あくま
でも自分の組み立てでその違いをみるのも方法、まず初めはどこら辺までついて行けるかを調べながらその違いを知る、殆どの結果は惨敗に
終わりますが意外と悔しさは無い

だから最初から諦めて戦うのでは無く、どの辺まで通用するのか調べながら対戦する姿勢が大切、となると反省点が浮かび上がるのが解ってくる、
何回か努力しながら修練すると強い相手が段々と小さく見えてくることがあります、そうであれば自分が成長しているという証拠です強い相手と
戦うということは数段上の対象を乗り越えようとしているんですから到底無理な話です、あくまでも目標は目標として、自分のすぐ上の位置をクリアー
すべきでしょう、目標が3段上ならまず一段上の人に勝つこと、それでも今以上ですから努力、修練が必要、一段を超えれば次は2段上をクリァーして
ゆく
必要があります

7.悪成績は有って当然ぐらいに思うこと

良い時も悪い時もあるのは当然、特には悪い時の対処が肝心であって反省もしなければひきずってしまう、これが上手く行われないとそのまま
どん底に落ち込んでしまうという今回は運が悪かったけど、次回はそうはいかないという考え方が必要、前向きにならなければと考えるのは
必然なこと、悪くすれば次回も同じ成績に終わるのかと消極的な感じに陥る、ちなみに終わったらすぐ次の目標を建てることが大切、勝っても
そうです、その切り替えが重要となる

思いもよらない敗北は考えても居なかったという場合、落ち込みが支配してやる気を失くす、このような場面になっての対処は自分でコントロール
できない、自己精神の不安定差がトラウマまで生んでしまう、戦う前に想定しておいても良さそうです、優勝の一点ばかり考えているとそういった
場面に遭遇します
最低限悪い想定をもしておいたほうが良さそう、それが想定内であろうと想定外であろうとも驚いたり大きくショックを受けたりは
しないでしょう


8.集中力を養うトレーニング

ここ一番で集中するには色々あると思いますが、訓練でしょう、想像したり想定したりして何度も行ってみるのも方法、何がし気にしながら集中
するのは出来ないと思う、その一点に集中しながら競技するのが条件、結果はおのずと残ってくる、問題はそこにおけるトラウマの出現、経験に
より体が覚えていることなんです、そう度々起こってはたまらないものです、経験ある悪い出来事は起こっても大丈夫と思い直す、開き直り
大切、前向きな集中が必要になってきます、そう何度も集中することは中々難しいものです、そのポイントの作り方が重要、自分で組み立てるも
ので、そう誰に言われることでもない、トラウマ内の邪気、それをどうやって排除すべきか、勝利にはこれらの課題が相当部分絡んでいるもの
感じる

9・幸いにして勝ったとしても終わりではない

自分の夢でもある大目標には羨望の目で勉強し、いまある力で全力を目指すところが良い、幸い自分ながら努力し、一度勝利を味わったらもう
其処までの努力は終わっている、当然油断は禁物、次の目標を掲げるべきだ、あまり大きな目標は要らない、自分が届きそうな目標を決めるべき
、運動系でも何事でもそれは通用する、それらを楽しめるようになってきたら占めたものです、何回も何回も繰り返すことで段々と読めてくる、
これは努力すればする程報われる事でしょう

10.突然、あっ、これなんだと気付く時、

努力したら必ず結果は出るというがその時期は解らない、すぐに出るものでもない、期待して出るものでもない、後からあそっかこれだったのかと
気付く時がある、それが単発的なものか、持続して始めてでるものか、努力にしても組立が必要なこともあるし、そのバランスも必須、それで食べて
ゆくとなるともっと厳しい道を歩まなければならないのです、趣味だとしても人の上を行くこと、勝利なくして楽しさは無い、楽しくなく面白みが無ければ
辞めれば良いとなります、でもそれが職業であれ辞めるわけにもゆかないんですよね、

人間である限りは必ず才能を持っているものだと思う、それを見出すのは自分でもあり、良い指導者でもある、自分はまったく才能が無いと思い込む
のはおかしい、努力して後から、あっこれかと思う瞬間が必ずあるということ、今何かに向かって努力しているとの現実は非常に嬉しいこと、有難いこと
だと思うのです、自分より程遠い結果を望むのもおかしい、段階を踏んで進んで行くべきでしょう
夢を達成できるのはほんのひと握りの方たちだけと
思っているでしようが実はそうではないんだと感じる、低レベルの段階でも勝ち負けはあるもの、一段一段歩んでゆくことでたどり着ける、だから一段上
の目標を持つべき
なんでしょう


11.現代で壁にぶっかった時、お休みして過去に戻ることも

よく言われることは前進、前進、後ろを振り返らず前向きになること、これは考えようではおかしい、何がし経験はしているものの、確実に覚えている
わけでは無い、自分が調子良かった時のデータなどを照らし合わせて考え直してみるのは不可思議なものでも何でもない、もう一度見直してまた
新境地を探るのも方法、焦れば焦るほどどうしょうもない心境になってゆく、これはストレスに繋がる事になってゆく一生懸命頑張ってみても前が
開けない状況下
に落ち込んでしまう


上級クラスでも下級クラスでも同じことですね、違う部分で言うとその過去の年齢の違いです、いわゆる年齢に合わせた新しい組み換えが必要に
なってきます、例えば20代、40代、60代で組み立てが違うということなんです、要するに集中できるポイントをどこで見出すか、例えると若い時は
何事も怖さを知らない、40代ではある程度慎重になる、60代では痛みと限界を知るから判断が難しい、20代では厚い壁でも突き破る情熱を持って
進める、

要は
当たって砕けてもという前向きな考え方、40代では試行錯誤してそのポイントの対応を考えてゆける、60代では避けるのも方法として妥協しながら
できる 過去を振りかえっていても消極的なものになってゆくだけ、とも思えるが意外と過去が教えてくれる場合もある、今までの悔しい想い出、試練名
誉、昔の懺悔、今と昔と比べてみるのも大切、あの悔しい絶望、悲惨な出来事、痛み、過去の惨めさや試練と今の悩みを比較すると、何ともいまは
たわいものないことなんだと思うこともあるでしょう、そこら辺から案外、解決の糸口が掴めるかもしれないということです




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