理容しか出来ない特殊技術の充実

特には顔そり、アイロン術他、美容にない技術が優れていないと競争に負けることになるでしょう、美容と重複する部門も勿論大切ですが
独自な方向に力を入れるのも必須の時代です、全体的にみれば当たり前の話なんですが今以上向上をさせようとする意欲の問題、
特に言えるのは熟練の業を持つ職人は宝の持ち腐れ状態にあると思う、きっと今の若者が理容を求める時期は必ず来ると思うし、
認められる時代は近づいている

ネックにあるのは値段の問題

これが今の理容を陥れている問題は値段でしょう、美容に比べ相当値段は安いと思うが、安床からみればまだまだ理容は高いと思う、
だからこえらがネックになり、伸び悩んでいるのは確かな事、いまの組合員であればそう簡単に値段を下げれない状況下にもなっている
下げようと思えば脱会してからの話になってくる、とはいっても今までの値段を下げることは技術の安売り感覚になり、中々実施出来にくい
と思える、下げるといっても￥２５００円（総合＝カット、顔そり、シャンプー）が限界、美容が平均４０００円前後、相当安いって感じ、

安床屋が￥１８００円、一般理容￥３６００円、美容￥４０００円から見てみると一般理容は￥２５００円が妥当なところ、そこまで今までの
値段から￥１１００円下げるというのは現状では厳しいところ、しかしバランスから考えるとそうしないと競争に勝てないという結果に
なります、昨今画期的な策がない限り到底無理な話、厳しいでしょうがどこかで開拓してゆかないといけません

入りやすい理容店の姿勢

勿論入店しやすい環境は必要、店構えだけで入りにくいお店もあります、期待感を抱かせるお店構えも大切になってくる、、回ってくる
新顧客の獲得は意外と普通に接客すれば固定しやすい事です、お客さんとしても良かったらもうあちこちゆかないで此処に決めようと
考えながら回ってくるケースが多い事です、店内が見えないのも疑わしいお店になる、駐車場のあるない、基本的な問題はあるものの
やる気のあるお店作りが必要、カムバック組には昔と同じ接客、新たなお客さんではこちらも緊張するのでリラックスした接客が大切
です、「とにかくまず入店してもらわないと話にならない

老人施設のお客様

最近私の店にも施設関係の方が増えてきています、沢山できている施設にも理容師不足の波が来ている模様、お年寄りさんの散髪は
技術は普通でも良いでしょう、でも接客は非常に大切となって来ます、中年では自分の親感覚、若者の理容師なら孫感覚で接客する事が
大切です、狙いでは無く、その場その場を大事に接するという事です、乱立する施設関係のお客さんは増加の一途を辿るようです

病院、施設関連でも散髪室を設けるが入る理容師が居なくて困っているようです、理容師不足は悩みの種状態、でも老人はまだまだ
これから増える傾向、施設では取り合いに必死の昨今、手を替え品を替え状況、まして高年齢の理容師が多く廃業が余儀なくされている
のもこの業界、若い理容師にとっては夢が開けるがおちおちはしてはおれない、積極的に出張理容にも乗り出すべきでしょう

まして団塊の（昭和２２〜２５年生まれ）の世代はこれから、高齢者が施設に入ってくるのが１０年後から、そうしてみると理容年代は主軸
が８０歳、殆どの人が廃業されている事でしょう、正に理容師不足は見えてます、あとに続く若者の職人さんは希少価値がある、そうなって
から理容業に就こうと思っても遅い、その場合、溢れている美容師がしなくてはならない事になってきます、美容師は顔そり抜きのカットのみ
となるが仕方ない、考えてみると理容業は光明ある職業でもあると思います


待っているだけの職業だったが今後は出向いてゆく形になるのか

養護施設、老人ホーム、刑務所、障害者施設、精神病院とグループホーム、特別老人ホーム、病院、自宅介護、殆どがこの散髪問題を
どうしょうか、悩んでいる実態があるようだ、昔理容師が多かった時代にはなかった問題が起こっている、これら皆、出向いてゆく形として
行われている、飽和している美容界が注目している、理容もうかうかしておれない段階でもあります、いままではボランティアという形で
行われているたこの分野が有料の仕事として成り立ってくるでしょう、ここでも値段が安価でないと入り込めない状態になってくると
思えます注目すべきは美容界の動向で、必ず戦いになってくる筈、やっぱりこの分野は理容師でないとという時代にしなければいけません

出張理容もすくなからず、リスクもある、営業中の出張理容は難しいのが妥当、中々休んでまで行くわけにはいかない事です、ゆくので
あれば営業後か定休日のみとなってきます、店まで送り迎えして貰えれば良いんですがそうもゆかないとなれば問題化されてきます、
だから現状化であれば重連さんが来れなくなったら、自宅へ出張してゆくというのが実情、医院でも最近往診専門医院が出来始めて
おります、理容でもできるとしたら若い理容師なら考えられることもあるが高年齢の理容師はすこし躊躇う可能性が大きい


もうこれで良いとの考え方は、、、、、

特に言えるのは高年齢になった理容師のゆくえ、７０台にもなるとやる気が薄れるという感じになってくるのは不思議でもない、しかし
厚生年金でもぎりぎりの生活が強いられる昨今、国民年金ではやらないと食えない職業でもある、年齢層も６０代が主軸の理容業、
色々変わってくる髪型に付いてゆけない時代でもあること、まして後継も殆ど無い為に改装したり新店舗化もしない状態が続いている、

暇になれば暇でもういいって考え方はダメでしょう、そこそこやる気を出さないと世間から取り残されてゆく、新規のお客様はやる気が
見えない店舗には入ってきてくれないと感じる節があります、実際８０歳を超えてもばりばり忙しく仕事をされている店があるのも
事実、僕ら６０代は見習わなければいけないということ、そこそこやる気があり、健康に気付けておられる店主もある、凄い事だ