何故、今パンチパーマなの?


なぜ今頃パンチパーマなの?

最近の傾向は何故?ピコ太郎人気が要因と思われる、若者が興味を示しているのがこの特殊パーマ、しかし問題もある
これは美容では出来ないし、理容の技でもあること、それと若い理容師は殆どが経験不足、対応できるにはすこし
時間がかかるでしょう、できる職人の年代は限られているのが現実です、要するに需要があっても供給が追いつか
ない現状で困ることになること、最後のパンチ職人が60歳から70歳前後になっており、やりたくても出来ないと言うことなんです、

若い理容師を育てるパンチ講習会も無く、自力で勉強してゆかないといけない現実に迷っている訳、今後若者からの注目は
続くのか?これも疑問です、ピコ太郎本人もそう人気が続くとは思っていないし、全米へ進出を狙っているようですが今年は
もうスケジュールが満杯で動きがとれない、チャンスなのだが諦めぎみ、国内で人気はせいぜい持って半年、もしチャンスが
あるとすれば今年の紅白出場、可能性はまだ残っている、紅白出場を果たせば夢は大きく広がるでしょうけど

いまパンチを出来る人があっても新しい顧客を求めていないという現状化にあることも事実なんです、要は出来ても新しい
顧客はやらないと言う話なんです、年代的にやる気の無いって感じかな、子供らも自立してもうこれからは食べてゆけば良い、
難しい仕事をする意欲がうせている年代、まず第一に常連の顧客が最も大事で、新しいお客さんをこばむ傾向にあること、
時間のかかる特殊パーマは避けるわけです、曜日によってとか忙しい時間帯、土曜日曜日にはできかねる訳です、

それと従来のチリチリパンチではなく、変わったヘアーでのソフトアイロンが主流となっているからなんです、その意向を踏まえて
相談するだけで10分以上はかかるし、要望が複雑になる一方、例えばモヒカンウエーブパンチだとか2ブロックアイロンパーマなど
サイドがストレートで後ろやつむじをウエーブにしてフロントを巻着込むとか、それが難しくなればなるほど、断られる可能性があるし

昔の技術では無くなってしまっている事です、若者は(それだったらええじゃん)というようなパンチでないと通用しないんですよね、
世の中スマホ、ネット時代に入っているわけですから、それにも対応できていないといけないし、ホームページ作成とかフェースブック
、ツイッターなど、できる年代の職人にしては対応能力が無いという話になります、時代は繰り返すと言いますが形を変えて復活して
来るものです。

●復活するのか、パンチパーマ

現代では絶滅危惧種といわれるぐらい低迷していた、従来のちりちりパンチの復活は難しいでしょう、形を変えての復活は可能性が
あります、毛が痛むというリスクがあるので痛みが少ないアイロン系パーマが主軸になるだろうと思われる、例えばこれはパンチだよと
言っても、それならええよ、なんて世間に受け入れられるタイプのヘァーを若者の要望を満たさないとヒットには結びつかないんです、それが
65歳ぐらいの職人には面倒くさいんだと思われる、今後食いつなげようと思うならここら辺のやる気があるかどうかでしょう。
それが皮肉なことにもう辞めようと思っているパンチ職人、だがピコ太郎によって時代をバックさせられそうなんです

その辺から年代で言うと(日本から消えつつある、パンチ職人)と言われている、世界で唯一と言われるパンチ職人、
未だに残っているのが60歳から70歳前後の顧客さんがまだまだ多いことす、しかし年金生活に入るとやめる人もでてくる
僕の店でも二グロとなると時間指定してもらうしかありません、その時間帯に二グロ二人重なるとと3時間は他のお客さんを
断らざるを得ません、これは若い理容師が頑張って、熟練の理容師が粘り強く伝承してゆく事、混んでいるお店に入って時間の
かかるパンチパーマ、一見さんは当然断られる確率が高いという話になります。

僕の店でも1日にせいぜい2~3人程度、それと高齢のパンチのお客さんは辞めてゆくのでそれを若い人で補っているって感じかな、
昔を知っている理容道具商さんは薬液の需要が極端に減ったと嘆いてます、それに主流の道具(シルバーアイロン)の生産停止、
これも効いている、70歳を超えればもう体力が問題で根気も無くなってくるから縦続も難しくなってくる訳です、でも中には80歳でも
現役を続けていらっしゃる理容師さんがいる、正に尊敬に値する。

広大に拡散してゆかないとブームは起きないわけで、またヒットに繫がる方法とは何?、アプリ、ホームページ制作会社はいま
注目をしているのが理容産業、今費用的にも掛かるホームページ制作、個人でやるには簡単ではない作業となる、それも
年齢が増す事にもよる難解なものであることも必死、いまの状況下、費用的な問題もあり、熟練職人がいますぐ始めたいと
思っている人が少ないと言うことなんです、このホームページは若い人の特権でもあるかな、若い理容師イコール、ホームページ
となるんですが、これも更新がままならない

●ヒントはブームの拡散にあり

特には熟練したアイパー、パンチ、アイロンパーマ等々、この仕事が出来る職人さんが公式ホームが出来ないという話になっている
、この繰り返しがヒットを生まないシナリオでしょうね、と言うことは若い子が要望するアイロンパーマを若い理容師がどう対処できるか
によって今後の理容界を支えられるかに掛かっているように思える、美容と重なるカットの世界では美容が相当勝っているのも
現実である事は確かなこと、カットで戦えるのは至難の技、あまりにも競合が厳しすぎる環境におかれている、だったら理容独自の
技術で勝負しなければならない、例えばアイロンパーマ、エステ、顔そり位しか無いここを中心にした広範囲の技術で戦わないと
いけない

習うすべが無い若手の職人ですが、方法としてはある程度熟練した職人さんがその工程や手法をユーチューブなんかで教える
事ができれば広まるかもしれない、そんな極意を教えるのは困るという考え方と今後、後輩に伝達しなければヒットにも結びつかない
んだという考え方、色々ある、特にはメディァの報道、ネットの拡散、ここいら辺と全理連ももっと確りしないといけない、組合離れの
昨今、ようするに利点が少なすぎる、組合に入っていて良かったと思うようにならないとどんどん会員が離れてゆくでしょう

一時的なもので1年後には忘れられてしまうものか?ある程度長続きする可能性があるのがピコ太郎の今年の紅白出場に
かかっている
ようだ、世間の注目、それに関する営業媒体の促進活動、いまからアイロンパーマを勉強して出来るようになった
時、もうすでに人気が無くなっている可能性もあるということです、正規組合員、非組合員が半々の割合になってきている理容
業界、もう一つ問題もある、専門学校の理容科の廃科、いま美容科だけの専門学校が増えてきたことも問題、活性化するには
理容師の育成にも厳しいところがある。若い理容師が増えない限りは理容業の将来はない。

●ピコ太郎は何という幸運だろう?
アメリカ大統領が決まった、トランプ氏と日本の安部首相が明日初の対談で話題になるかも
しれないというんです、実はトランプ氏の孫がピコ太郎のダンスをインスタグラムで公開それが画期的な再生回数を叩きだしている
からです、このタイミングでですよ、もう少し時間があったらそのお孫さんにピコ太郎のサイン色紙でも持って行ったら喜ぶだろうし、
この前レデイ、ガガが来日、会見でピコ太郎を知っているかと聞かれていた、世界の有名俳優も日本へゆくのにピコ太郎の事を
調べてゆかなければならない時代になったのか、正に凄いことになってきた、


●紅白出場内定!祝い2016.11.23

明日紅白が決定するらしいがピコ太郎の出場が内定したらしい、当然と言えば当然かな、今飛ぶ鳥を落とす勢いですから、しかし
一人の個人歌手で出場ではなく、特別枠での出場、注目度といい、時間視聴率稼ぎには最高のイベントになるだろう、盛り上げ役に格好の
ゲストになる、歌唱時間がとにかく短すぎる事が原因で単独の歌手として特別枠入りですが出たということが貴重なものになるでしょう
今日ミヤネ屋でピコ太郎の特番やってましたけど、頭はパンチパーマにみえるけど、あれはただの短髪ですと解明されていた
ということであれは(パンチパーマ風のかつら)であろうと確証、それがやけに似合うんですよね、不思議な感じです

●いまのピコ太郎の頭に一番近いヘァースタイル操作

どのタイプのかつらかは解りませんが見る限り、ストレートに近い癖毛のようです、それが何ともパンチパーマに見えると言う話かな
前から少し離れてみるとウエーブらしきものを感じさせられます、この感じを出すには僕の店ではパンチアイパー、ストレートパンチ
一番近い施術となります、それも前に流した髪型、それが遠目でみるとバックスタイルにみえます、だから今後の呼び名は
(パンチパーマ風の髪型)と呼ばれることになるでしょうね、この髪型意外と難しいんです、バックの方が楽です、現代ではパンチは
50歳台から70歳前後で根強い人気が残っていますが20歳台後半からから40歳前後ではアイパー、ウエーブアイパー、アイロン
パーマ、ストレートパンチ、パンチアイパー類が主軸といっていいでしょう。


今年のものまね番組はピコ太郎のオンパレード

昨夜12月高齢のものまね番組があった、当然のごとく今年ブレイクのピコ太郎のまねが登場、レベルの高い戦いで見応えがあった、
北島三郎の真似もパンチパーマ(二グロ)で登場、パンチパーマの注目度が増していた、パンチの代表は北島三郎、しかし今の若者
はパンチ出始めだった歌手(清水健太郎)を知っているだろうか、何とも当時新鮮で大ヒットしたヘアーースタイル、これから始まった、
その後、Vシネの帝王として活躍、当時構造的不景気に喘いでいた理容業の救世主となった、今の時代と似ているところがある





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