理容よくある質問V

201 シェービングミキサーの液だれ
202 アイロンをかけると肩が凝る
203 シャンプーすると腰が痛い
204 手が荒れるので仕事を辞めたい
205 左手の腱鞘炎と肩凝りがひどい
206 バリカンの音が大きい
207 ハサミの刃先が切れない(逃げる)
208 ドライヤーをもつ腕が疲れる
209 正しいアイロンの選び方
210 梳き鋏の長所と短所
211 ハサミの指穴が狭い
212 理美容講習は受けるべきか
213 左肩に少し違和感がある
214 長切れする替刃とば
215 コーテングをほどかない
216 襟そりの痕が赤い
217 替刃の使い分けは必要
218 鈍刃だから良いとはいえない
219 ハサミ、ホルダー、ネジの緩み
220 厚刃カミソリに注目
221 貝印赤箱が製造停止は痛手
222 今流行りのガード刃とは
223 老眼鏡の有効な使い方
224   外人さんが来店された
225   接客は自然体の姿勢
226 シャンプーが上手くなりたい
 227 チリチリパンチは嫌なんだけど
 228  買ったハサミが切れなくなって
 229  鋏が上手く研げない
 230   理容店で髪型を上手く言えない
  231 アイロンは毛が痛むの
 232  パンチかけたら熱くて辛抱できない
 233
 パンチかけていると煙が、、汗
 234  どちらかというとアイパーのほうが好き
 235  どうやって特殊専門店を探すの?
 236  アメの櫛が反ってって困る


201
シェービングミキサーの液だれ

時にミキサーから出る泡が垂れることがあります、泡にならないのは調整がずれている可能性があります、まず中の液を全部他の容器に移してからネジを緩めて外し2枚目の穴がずれていないと調べます、液だれしている時は穴の調整が悪い時に生じますので少しだけ開いている状態にしますと泡に変わります、穴が開きすぎていると泡でなく垂れてしまします、調整してからもう一度液を入れ直して泡が上手く出るか試してみます、もう一つ考えられるのは液(ベルモント)が薄すぎる場合、泡になりません、適量はキャップ2カップ以上が適量です、泡が薄い場合は3キャップが良いでしょう


202
アイロンをかけると肩が凝る

カットでも言えますが姿勢が悪いと肩凝りや偏頭痛、腱鞘炎などの症状が出ます、前かがみの姿勢なら腰痛、各所の凝りに繋がります、ともかく正しい基本の姿勢、一番自分にとって楽な姿勢、手首を使い過ぎない、腕だけを使用しない、体で動きを出すのが一番正しい姿勢です、特にアイロン等は手首を使いすぎると肩こりに繋がる、全体に力むことなく大切な部分(テンション)だけ効かす方法が良いです、問題はかける時の姿勢、バックスタイルは殆ど正しい姿勢ですが応用のスタイルだと無理な姿勢で施術することが多い、そこが問題点になります、その場合立つ位置を考えながら苦しい位置には立たないことが必須です、体を捻った施術は避けたほうが良い、一番凝りを促すのが櫛を持つ左手の使い方、一番リラックスしなければいけない、普通理容師の殆どが櫛を持つ左手に力が加わる事が多く、

左肩に腱鞘炎が発生するので注意したいものです
それからかける順番を考えながらブロック別に割り当ててかけてゆくと時間は早く済む所も考えてゆけば意外とすんなり時間も早くできますアイロンが根元から先端まで定温で満遍なく熱伝導できていない可能性があります、原因としてはアイロンの隙間が一定していない場合、調整が必要です、毛のかかりがまちまちになる場合、強くかかる所と甘いところがあるため、変に力が入ってしまうのが原因です、



203
シャンプーすると腰が痛い


これは職業病みたいなもので理容、美容師によくある話です、捻った姿勢を長時間続けると慢性的な腰痛の原因となります、決定的原因とはシャンプーボールの高さ、大体は標準で施工しますが自分の背に対して考えられたかという事でしょう、背が高い人に低いボールは適しませんし高すぎるのも問題です、普通お客様の右側シャンプーですが器用な人なら左側からの交互にできます、できない人なら低いばいい台座を置いて高さ間隔を合わせることもできますね、人間には適応力もあって回数を重ね慣れれば案外できるものですけど、もし腰痛を発症した時は腰痛コルセットしたり、ホカロン等で温めるのも方法です腰の周りを鍛える運動も必須です。太るのも原因になるからひどくならないうちに対処しましょう。


204
手が荒れるので仕事を辞めたい

致命的な荒れがあれば厳しいです、単発的な荒れなら考え直してはどうでしょう、しかし荒れがひどくなってくると仕事にも影響、仕事を続けれるか心配になるのも解ります、私の店でも家内が荒れるのでシャンプーをオイリータイプに替えたところ直り、今も使用してます、洗浄力はすこし落ちるがそこそこのシヤンプー能力で使えています、シャンプーを替える前は手に荒れがあったり、かさかさしたりしていましたので保湿クリームや薬剤クリーム等使っていました、洗浄力強、イコール、手指の荒れがみられます、でも病的なものであれば少しシャンプー作業を休めたほうが良いでしょう、


205
左手の腱鞘炎と肩凝りがひどい

これは職業病でもあり、苦痛が伴います、仕事を辞めれば治りますが癖になる場合もあります、普通右手に来るものと思われますが意外と櫛を持つ手に現れる事が多いのです、考えられるのは40肩、50肩で発症することもあります、医師の治療を受けると時間が掛かりますが治ります、もう一つ職業的にいえば櫛の通りが悪く違和感が見られ神経がそこ部分に集中して腱鞘炎を招く場合、最近の櫛の先端仕上げが悪い場合、櫛の通りが甘いと変に力が入り腱鞘炎や肩こりの原因となり発症します、まず虫眼鏡や老眼鏡で先端の仕上げ具合をみます、円すぎる場合はヤスリやペーパーで丸ねるようにします、あまり鋭角に削ると地肌に刺さる感覚がありこれも腱鞘炎の原因となります、とにかく櫛を選ぶ場合これを見ておかないといけません
一時的に凌ぐ場合、腱鞘炎は炎症剤、湿布、肩こりはホカロン等で温めます


306
バリカンの音が大きい

まず考えられるのは油切れ、ネジの緩み、それでもダメなら解体して毛とかの汚れを取り除きもう一度試してみる、バリカンの切れが悪い時も同じです、最後はモーターの故障の場合もあります、内部故障は素人では無理なんで修理を頼むか新品を買うべしでしょう、切れが悪い時は道具商から研ぎに出すこと、研ぎに出すか新品を購入するかは研ぎの値段次第で考えるようにします、自分で研げればそれに越したことはないですが、そう簡単なものでは無い




207
ハサミの刃先が切れない(逃げる)

刃先が研ぎこんで丸く(太鼓刃)なっているので刃が付いていない事が考えられます、それと刃の噛みあわせが上手く行っていない場合も刃は切れが悪くなります、横から見て刃の空間は刃先から徐々に隙間が開いているのが普通なんですが切れない場合、刃先が浮いている事が考えられます、濡らしたテッシュペーパーを切ってみると刃先が逃げて切れなくなっていることが解ります、それから刃先の裏刃がベタになっている事で切れが悪くなっている場合、裏梳きに出します、使い込みすぎ、研ぎ過ぎの関係で悪い場合に起こります、消耗の限界です、まだまだ使いたい場合は刃をヤスリとか荒い砥石で短くしてゆきます、なるべくなら刃が乗っている部分まで削ったほうが良いでしょう
ハサミは短くなりますが短いハサミとして長く使えます捻りは入れられる硬質なら良いんですが、最近の硬質ハサミ(コバルト他)は捻ることが出来ないので裏梳きか削ることをお勧めします

208
ドライヤーをもつ腕が疲れる


これはおをらく重量の精でしょう、少しでも重く感じられるのは腕や肩に負担があって疲れることが多い、その場合なるべくパワーのある軽くて能率的に良いドライヤーが必須、乾かすのを目的なパワーがあって吹き出し口の大きいもの、セット重視なら吹き出し口の横に狭いものが効率的です、最近では口の大きいものが多く(一般向き)売っていますが中にはまだ狭いものの売っていますので探して買ったほうが無難です、特に値段の高いものが重いようですから安くて強いタイプが良いようです、電流負荷の多いダライヤーは一度にいくつも長時間使用すると椅子の電源がショートする場合もあるので注意です、凝りは殆どが右肩にでます、もつ手が腱鞘炎になる人もひどくならないうちにドライヤーを替えて対処しましょう


209
正しいアイロンの選び方

最初から良い質のアイロンを選べば長持ちして良い仕事ができます、殆どの加工アイロンは検査出来ていて欠陥のあるものは少ないがよく調べると結構なムラがあります、まずアイロンの隙間を横からみます、刃先から満遍なくベタになってゆくものが良い品物です、それから電源をいれて温度が刃先から根元まで満遍なく上がってくるのが良質物、真ん中がベタになるものはその部分が強くかかりますし、隙間がある部分は緩くかかりますから能率が良くありません、溝のある場合はその仕上げも大切です、解りにくい場合は虫眼鏡など使用するとガタガタになっていたりします


210
梳き鋏の長所と短所



お店のハサミ売り場にゆくり、片方の刃がギザギザの鋏を見かけます、それが梳きに使うものです、毛量を半減したい時に使いますがこれは意外と高度な技術といえます、殆ど感覚で切りますから難しい、普通毛が多い部分を梳きますが梳きすぎると真ん中のきった毛が立つ、分けたりするとそうなります、反面上手く梳くと毛が寝やすくなりセットが簡単にできます、しかし次にカットする時梳きを少なくするようにしないと梳きすぎる傾向が生じますので注意です、特には縮毛の人に有効です
素人は高度過ぎるため至難の技ですがあまり根元をあまり梳かないように真ん中部分から梳けば意外と簡単にできます刃は切れなくなったら砥石を使いますがなるべく研ぐ場合刃角度は50度から52度ぐらいが良い、角度が50度以下になると噛む可能性があるので注意



211
ハサミの指穴が狭い



指の通りが悪くなった時、いままですんなり通っていたものが悪くなった時、色々考えられます、水分で指がふやけた場合、むくんでいる場合、通りがキツくなってきます、その場合、ヤスリ(丸い)などで削る方法とかグラインダーで指穴を広くします、ごそごそにならない程度にです、たまにゆるくなってきたらテープなどで調整します、ヤスリの時、仕上げは細かいサンド(紙)ペーパーで仕上げてゆきます、その場合には構えてみて落ちない程度が丁度良い、余り削り過ぎないようにしないといけません
,


212
理美容講習は受けるべきか



これは当人の考え方次第、新作講習など興味がある髪型を見るために出向いてゆくタイプとリアルの世界で技術を酷使するタイプ、見習い中とかは講習に進んで出かけるのも方法、長期にわたると講習の終了証などを貰えることもあるから、努力した証として残るので良いと思う、それと新しい仲間ができることもあります、しかし講習たるもの現実にお店で使えるべきものは少ないと相手にしない人も多い、しかし新しい秘術の一端を感じることができるのもこれらの講習です、ただ見てみようと思ってゆくより、何がし流行のヒットを掴んでやりたいと思いつつ受けるのでは相当内容が違ってくる



213
左肩に少し違和感がある


腱鞘炎なら原因は解るが違和感となるとすこし意味合いが違うところがあります、ただの凝りであるか、それとも血管系の梗塞の可能性も疑われる、医師に見てもらうのが無難だろうが凄く痛い痛みでもなくただの違和感だけなら病院へゆくまでもないと思ってしまう、しかしその後大変な事を見逃してしまっていたと気付くこともあります、特に理容師はよく使う右腕や手首ほかが悪くなるように感じるが意外と痛めるのは左側の肩や首筋の腱鞘炎から始まる


痺れや痛みは早速医院へ駆け込むが存概、違和感に対しては驚かないが60歳以上にもなるとこれが結構な危険信号になっている場合が多い、首筋の梗塞は大まかに見るには解らないがCTやMRiなどで調べてみると解る場合もある、それが脳へ移動すれば脳梗塞となって現れるから大変、さてどの専門医にかかればいいのか、まず外科でしょう、そこから疑問がでれば大病院を紹介してくれる筈です、


214
長切れする替刃とば

いま一枚刃は沢山出ているがどれも性能が違います、プロ用ともなると切れの良い替刃が最適、手間がかからずスパッと一回で剃ることができます、鋭い刃先の替刃は能率的ですが強く剃ると肌が痛み血をふくこともありますので注意しないといけません、そこで各メーカーは鈍刃のものも発売されております、長所、欠点もあり、鈍刃だと柔らかいタッチで剃りますが残念ながら長切れがしない、襟そりなどには最適、鈍刃は箱の色によって分かれています、赤箱が鋭い、青が鈍刃となっています、

選び方は貝印、フェザー、シック、など、大手の専門メーカー品に限ります、鋭いタイプは最初から濃いヒゲにはむきません、何回か産毛など薄いヒゲから慣らしてゆきます、5回ぐらいは慣らします、そうすると長切れに繋がります、能率に2^3タイプに分けて使用するのが良いでしょう、
柔らかい鈍刃は慣らし剃りしてもそう効果はありません、鋭いタイプは肌荒れもありますので、極軽く剃ることが大事です、剃り味が悪くなってきたら上下を入れ替えると長持ちします



215

コーテングをほどかない

アイロンコテもそうですが替刃にもほとんどがコーテングがしてあります、これが剥がれると長持ちや長切れに影響されます、操作中に角質など付着してそれを拭き取る時にこのコーテング等をも拭き取ってしまうことがあります、そのままの状態で施術すると毛が痛んだり、肌が荒れたりすることがあり、長切れ長持ちがしません、特に替刃は刃先に施されている場合が多く、布で強く拭き取ると剥がれてしまいます、特に注意点としては水洗いなど、マメににしておくことが長切れする秘訣となってきます、前記に述べたように元々鋭利な刃を上手く仕上げて長く使うのも秘訣です、危険なのは鋭利な刃を慣らさないで濃いヒゲを剃ることです、なるべく濃いヒゲ用に準備して用意しておいたほうが無難です


216

襟そりの時痕が赤い

肌が弱い人、過敏な人によく現れますがまずカミシリの先端部が鋭かったり尖ったりしていないか、調べてみます、製品化された替刃は殆どが改良されていますので大丈夫ですが中には尖ったものがあるので注意しなければなりません、刃が新品とか剃る角度がきついと赤く腫れることがたまにあります、襟そりは刃の先端を使用することがおおいのでなるべく新品は使わず、使い込んだ刃か鋭い刃避けて鈍刃の替刃を使うことをお勧めします、赤くなった皮膚面は時間が経つと消えてゆきます、襟部分は肌が弱いので強く剃らないようにした方が心がける
、爛れた場合、軟膏で手当してください
217
替刃の使い分けは必要

理想でいえば3種類が必須でしょう、長切れする中鋭刃で厚刃は濃いヒゲ用、鋭刃は産毛とか女性用、鈍刃が襟そり用、各用途により分業して使い分けするのも良いでしょう、ハサミも同じで大きいタイプ、小さいミニハサミ等使い分けて使用し、直下ハサミ、梳きハサミも同じく各用途で分業してゆきます、刈り方にしてもトップ、サイド、襟部分、組み立てながら刈り込むと簡単に操作できて便利です、例えると上部をまず刈り、次に中間部、下部と分業しながら刈り込むと早く綺麗にできます、梳きハサミを使う場合には使う部分を少し長めカツトしておきます、

218
鈍刃だから良いとはいえない

理想の鈍刃はメーカーの課題でもあります、柔らかいタッチと剃り味が相まってあとがヒリヒリしない、大体現存する鈍刃は長切れがしないというのが多いのが欠点、それに細い毛髪がよく見ると剃り残しがあること、鋭い刃なら1工程で済むのに2回以上はかかるし、刃も短期交換が余儀なくされるのが残念ながら今の現状でしょう、だったら鋭刃ならいいんじゃないのなんてなるけど、それも理想の鋭い刃も欠点がある、肌荒れとかとかヒリヒリする、今のところプロであっても納得ゆくべき刃は開発されていないようだ、用途に分けて使いこなすのが無難です


219

ハサミ、ホルダー、ネジの強さ


ハサミとカミソリフォルダーのネジ締めは関東職人は通常、関西は緩めが多い、僕は大阪で修行したので緩めにしてあります、強い目だと指が疲れてしまうんです、新品のハサミは殆ど強い目にしてありますのでそれから自分に合わせて調整してゆきます、素人が緩めのハサミを使おうとすると殆どの人が使用できないようです、グラグラで切れもしない、リズムで切る人は緩め、開閉できる人は通常タイプ、どちらが良いとは言えませんが開閉式できる人が通常式で行うと重く感じる、その反対だったらハサミが逃げたり、切れなかったりします、どちらかというと調整が上手くできているハサミなら少し緩目の方が良いようにも感じます、もし手が疲れるのなら緩めて使ってみてはどうでしょうか

220
厚刃カミソリに注目!

現在厚刃はフェザーが発売している、0.3ミリタイプ、特には髭が濃い場合に効果はでる、いきなり新品を使用しても差し支えないが柔らかいヒゲから使用するのが良い、貝印、シックとは少し切れ味が異なる、剃る時ごつごつした感覚があるが痛みは少ない、それに刃を強く拭かないように心がければ長切れをする替刃でしょう、とにかくコーテングを保護する事により刃の摩耗がすくなく経済的でもあります、なるべき刃先ばかり使わないで全体の刃を使用して切れなくなったら上下を入れ替え、次に使う新品を産毛から剃り始めて準備しておく事が大切です

221
貝印赤箱が製造停止は痛手

理容器具商で貝印キャプテンブレード(赤箱)どちらかというと鋭刃で長切れする替刃が手に入らなくなった、製造停止になったらしい、替刃の中で一番といっていい程、プロ向きの替刃でしたけど、非常に残念です、いまは違う替刃を使用していますがこの替刃が一番良かったように思える、鋭刃の為、すぐに新しい刃ですぐ剃ると血が滲んだり、ヒリヒリする欠点はあるものの、上手く使うこなすと長切れして総体的にいうとプロ好みの替刃だった、この赤箱と厚刃をミックスした優れた替刃を開発して欲しいものです


222

今流行りのガード刃とは

最近メーカーが出しているのがガード刃、刃にガードが付いているもの、長所は切ったり事故が少ないこと、当たりがきつくない、あとがヒリヒリしない、操作工程としては一回でみな剃れる訳では無いので二度手間な所もあるようだ、効能的には少し時間が掛かるということ、ストロークを遅くするとか方法はあるものの始めて使う職人にとってはすこし違和感があるのは確かな事、一発で剃り残しが無く時間を要しない鋭い刃とは違う面がある、顔剃りに修行が出来ていない人にとっては有難い刃とも言えよう、人気が沸騰という訳にはゆかないでしょうが一般のT字カミソリと似た所があり危険な動く子供の施術とかには有効な替刃ともいえます


223
老眼鏡の有効な使い方

老眼鏡は長時間使用し続けると目の度合いが進行しますので必要時以外はあまり使わないほうが良いと思う、例えば近くをくっきり見なければならないアイロン使用時は少し強い目の老眼鏡、顔そりなどには少し度が甘いタイプ、直近から3メートルぐらいを見る場合は対応専用メガネ(1万5000円ぐらい)の専用メガネ、ほか夜間用、等などメガネ屋さんと相談して決めたほうが良さそうです、乱視、近眼も同じです、アイロンの場合、毛髪の折れ面をはっきり見る必要があるのでどうしても必要です

 
224
外人さんが来店された
 
僕の店にも外人さんが来ます、近くにマンションが有るため、フィリピン、アメリカ、中国、ブラジル人の方、一番多いのがフィリピン人さんです、言語は英語が通じます、、中国、ブラジル人さんは英語はでいきません、外人さんは殆どがカットのみ
最初の来店時は値段交渉から始まります、そこであまり安くするとすぐ広まりますので注意、当店では¥2000円頂いております、そこで力強い味方に成るのが雑誌やお店で撮った画像をスタイルブックとして編集して作成しておくべきです、英語が通じれば片言で済みますが。それを見てもらえば百聞に一見、施術が楽にできます、ブックは簡単なものではなく、相当充実したファイルが必要です、外人さんといってもそうビビルことはありません。


225 
接客は自然体の姿勢

接客態度には相当のウェートは置くべきでしょう、腕が等しい場合、お客さんはその察知一つで選ぶ、特に暫くご婦沙汰して、勇気を出して再度訪れる場合、その時の接客態度でまた来るかどうか、判断する事に成る、(久しぶりですね)、一言の態度で良し悪しが決まることになる、あまり神経質になることは無いが自然体の接客態度が必要です、無視する態度、余り話をしないのも考え物、要するに気使うわけです、お客さん側からみると、今までどこへ浮気していたんだなんて思われるのが心配しているんですね、サービス業をしている限りあり得ることです、如何にお客さんに気使わさず自然体で接する、大切なお客さんが戻って来て良かったという気持ちにさせることが大切なんです

 226
シャンプーが上手くなりたい
 
これは業界では常識ですが、指先の腹を使って洗います、いわゆる爪先を立てないこと、爪で洗うと気持ち悪いし、異様な痛みを生じます、下手と言われるのは満遍なく指が行き届いていない時、すっきりしないし、マッサージ効果も出ません、まずポイントとして、前頭部(額の)襟元、耳の後ろの耳元、首筋の襟足部分です、あとは指で頭を掴むような感覚で、手首をローリングさせて洗えば殆どのお客さんがすっきりしたと言ってくれます、それと最終段階で十分に濯ぐことが大切です、どうしても捻った姿勢で行うので腰痛など起こしやすいのが職業病ですが、シャンプーボール高さ調節(台)、洗う角度は捻れることがあっても、同じ姿勢で続けずに偶に正対した姿勢に時々戻すように心がければ、疲れること無く確り洗えます。

 227
チリチリパンチは嫌なんだけど
 
ロッドパーマは時間がかかるし、もっと短時間で緩いアイロンパーマを当てたいんですけど、若年層の人によく聞かれる言葉、現代のアイロンパーマ、若者の主流はこの技術、緩くてパンチパーマに見えない楽なヘアー、現実チリチリパンチは中年層以上の人に限られているのが当たり前なんですよね、なるくて長持ちする髪型が要求されている、ロッドパーマのとれかけのウェーブをアイロンで作りそのまま長く維持する訳です、それをお客さんの要望に限りなく近い作品して出来たときの喜びは何ともいえない、、百聞は一見にと言う言葉があるけど、正にその通りで自分のやりたい髪型をスマホで取り込んで見せるのが一番良いでしょう

 228
買ったハサミが切れなくなってきた

新品の時は切れるがその内切れが悪くなってくるのは普通のこと職人であれば研ぎの技術ぐらいは持ちたいものです、まず研ぎの経験が無い人は研ぎ器の入手が必要です、グラインダーをもって入れば良いんですが高価なため購入できない人は簡単な研ぎ器が必要です、そこで安価なものであれば大熊式研ぎ機というのがあるのでそれを用います、2段刃を付ける場合は荒い砥石で角度が40度、又は42度ぐらいで研ぎ混みます、決して刃が返るまで研がないように1段研ぎに入ります、荒い砥石を用いない場合は(1段刃)、中荒砥石で角度を45度に合わせ裏が少し返るぐらいまで研ぎます、それから仕上げ砥石で(本間)裏刃を取り、同じ45度で仕上げます、グラインダーの場合も同じです手研ぎでも良いんですが角度にむらがあるため、切れの具合が不安定になります、梳き鋏のばあいは45度では噛む事があるので50度以上で研ぎます、研いだばかりのハサミの開閉は特に慎重にしましょう。

  229
鋏が何故か上手く研げない


 これは幾つかの原因があります、まず初めに砥石が平たくなっていること、満遍なく平面になっていないと、きれいな刃が付きません、そのまま研ぎ込んでゆくと刃が太鼓になり刃先と根元が切れなくなってくる、まず仕上砥石と中荒砥石を重ね、満遍なくします、次に鋏のアールも問題です、理想の刃は笹刃であって太鼓刃になると、刃先が逃げるという症状がでてきます、あまりストレートな刃は毛が飛んだり、開閉で噛む傾になり上手くゆきません、要するに刃が長切れしないということなんです、ということで新品の鋏は殆どが笹刃になっています、使い続けると刃線が狂ってきます、それから使い込んだ鋏では裏刃がベタになってきて、開閉が重くなってくる場合もあります、使い慣れた鋏で使いたいときには裏梳きを行う必要もあります、グラインダーを使用できない人は本職にやってもらうのが得策です、購入はじめの刃線は殆どが笹刃になっていると思いますが研ぎ込んでゆけばゆくほど刃線は変化してゆくものですので狂わないように考えながら使用してゆくべきです、刃を付けるのは普通2段刃が理想です、一段刃では長切れしないということなんです。



 
230
理容店で髪型を上手く言えない
 
これはよく聞きます、最近は殆どがスマホなどで好きな画像を取り込み、見せてくれるので非常に便利です、ネットで探せば色んな髪型がありますので、それを利用すれば良いわけですが似合うかどうかは専門家に相談した方がいいと思います、自分が見たのと第三者がみて似合うのが最適な髪型といえます、しかし本人が変わったタイプの髪型でいきたいとの要望も加味して決めた方がベター、後は技術者のセンスもあるのみ、それと理容店にあるスタイルブックから探す方法がある、大体置いてあるのは自分の店でやったものをアルバムにしたものがあれば申し分ない、限りなくリアルな作品が出来る可能性があると思います、スタイルブック等から切り抜いて作成してあるなら、それと同じ作品が出来るかどうかは疑問符、それに近い作品となる

 231
アイロンは毛が痛むの
 
熱処理ですので強く当てればあてるほど毛にはダメージが大きいのは確か、アイロンの短所です、それから慣れない技術者だと火傷の危険性もある、150度のコテを使用するので当たれば即火傷です、長所は長持ちして楽にセット出来ること、毛量が多く見える、緩く当てても長持ちする、ロットより短時間でできる事、柔らかい毛質が硬毛化するなど良いところも悪いところもあります、特に二グロなどは細いコテで巻くので毛が痛むのが嫌な人は辞めておいたほうが無難でしょう、かけた人によると二グロは掛けた時、寝るとき頭に毛が刺さるようなチクチク感が何とも言えないらしいです、アイパーが流行った時、毛の「ダメージが問題になったのは事実です、アイパーは確実に織り込んでしまうので痛みは大きく強く織り込むと毛切れが大きなリスクとなってました、当時それしかなかったんですね、そういうことでアイロンパーマというのが浸透して来ました
今でもアイパーはあるんですが少なくなりました平コテと丸コテを両用して施術する方法がとられてます。

 
232
パンチかけたら熱くて辛抱できない

 
短い毛なら1センチから3センチぐらいの長さを掛けますので熟練していないと、やばいです、特に二グロなんかそうです、話によると20数回当てられた店もあったと聞きます、もしこれが火傷になったらえらいことです、多分火傷ではないと思えます、櫛に伝達した熱が熱かったんだと想像します、考えられるのは巻き込むとき櫛が下に挟んで居なかったとしたら、そういうことも考えられます、幾ら自信があったとしても櫛を下にして巻き込んでゆかないと危険です、特に耳の上とか襟足は敏感な所ですので繊細なタッチを要します、それと考えられるのはお客さんが寝ている時、寝汗をかいたとき、汗による熱伝達があります、その場合は施術を一時停止してドライヤーで乾かす必要もあります、二グロあたりだと特に細心の注意が必要です、高度な技術が要求されます

 233
パンチかけていると煙が、、汗

 これは2通り考えられます、煙に変な臭いがしたらヤバいです、それは焼け焦げた臭いだからです、要するに毛切れの原因にもなります、おそらくその後洗ったら毛が切れます、すぐ辞めてもらうべきです、まず本職ならそういうことは無いと思いますが未熟な技術者のばあい、絶対に無いとは言えません、もう一つは煙が出ているがジュジュ^と音がする場合、水分が毛の周りに多いため出てくる水蒸気なのでこれは安心です、掛ける前にドライヤーでの乾燥不足によるものです、それから保護剤の蒸気も大丈夫です、これらはお客さんにもよく聞かれることがあります、特に初めてパンチを体験する人は心配になるのは普通なんです、ともかく何でも職人さんに聞いてみるべきです、きっと貴方に良いアドバイスをしてくれるはずです


 234
どちらかというとアイパーのほうが好き
 
その二昔流行ったスタイルです、しかし若者から見れば意外と注視されているのがこのアイパーでしょう、昔やっていた掛け方では現在通用はしません、それは髪が極傷むことにあります、2回、3回施術するたびに股がけとなって、毛全体がばりばりになってしまう欠点があり上手くゆきません、昔セットをしていた人が多く、その場合楽にセッテングできたのが良かったんですが現代ラフなスタイルの時代、長所はやはり硬派にみえます、男らしいといえばそうなんですが、時代に合いません、そこで考えられたのはストレートソフトアイロン、パンチアイパー、ソフトアイロン他です、良い点は童顔のためなめられると困るので落ち着きを出すためわざわざバックに掛ける人も多く、上司になった若者には効果的、それに比べ昔の方法のアイパーをかけないで、現状では平コテ(アイパー専用)を使用しないで丸コテで自在に変化を付けての技術となっております、

 235
どうやって特殊専門店を探すの?
 
うんそうですねぇ〜新店舗検索となると何処が良いのか、これは友人に聞いてもそう正確には答えられないでしょうね、当時の相当年齢が高い人ならまだしも、それも自分は合っていても人となると好みや志向も違うことだろうし紹介して後で文句でも言われたら信用問題です、そこで、最近ではネット検索が増えております、年配の方でもそうみたいなんです、ネットで出している所もまちまちで、少ない現状、市単位では殆ど出てこない場合がある、ネットで出しているから要望に応えるとはこれも限らない、県単位だと出てくる場合もあります、でも離れていて遠すぎるのも考え物、私の住んでいるところだったら、(松阪 アイパー)とか(松阪 パンチパーマ隣の市なら(津市 パーマ(津市 アイパー 料金)、(伊勢 アイロンパーマ)とかとか検索してみて、電話してみたりネットで料金を確かめるのが方法ですね、行ったんは良いけど確かめないで相当高額な値段を言われてしまうことも考えておかないといけません、嫌々やってもらっても何にもなりません


 

236
アメの櫛が反ってって困る


 

これはよくあること、温度や湿度で曲がることがある、まずある程度の熱湯で曲がりを直します、戻るはずです、あまり大きく戻すと折れる場合がありますので注意しながら反りを戻します、ある程度戻ったら、今度は冷水をかけ、定着するのが一番です、特には薄い部分は慎重に行います、荒刈りの櫛は少し力を要しますのが折れることは無いと思いますね、曲がりがひどい場合はベークの櫛が良いです、一番良いのは鼈甲の櫛ですが現在では貴重品で中々高価、手に入るのが難しい品物です、櫛は職人の命でもあるし、通りが悪いと綺麗な仕事ができません、普段の手入れは怠らないようにしないといけません


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